8月11日から10月6日までの約2ヶ月間、白いハイゼットカーゴを空港近くの駐車場に停めていた。
北海道に戻ってきてエンジンを始動しようとしたところ、「キュルキュル…」と重たいセル音が響き、8〜10秒ほど回し続けてようやく始動した。
重たいセル音が続く数秒間、頭の中では「空港の駐車場」「JAF」「冬の帯広」という単語が一気に浮かんだ。
2ヶ月放置でバッテリーが弱る
昨冬は同じ車で特に問題はなかったが、それは息子が日常的に乗っており、走行によって自然にバッテリーが充電されていたからである。
今年は2ヶ月間完全に放置していたため、バッテリーはじわじわと放電し、燃料圧も抜けていた可能性が高い(知らんけど、体感的にはそんな感じ)。
3時間ほど走行した後は、道の駅やコンビニに立ち寄っても一発でエンジンが始動するようになった。
このことから、バッテリー自体が即座に寿命を迎えていたわけではなく、放置による自然放電が主な原因であったと判断できる。
冬前の総点検:帯広オートバックスへ
北海道の冬は、バッテリーやタイヤのちょっとした劣化が大きなトラブルにつながる。
このタイミングで帯広のオートバックスに立ち寄り、冬前の総点検を行った。
バッテリー診断と交換
バッテリーは電圧はあったが交換サイン。冬前に新品へ。
診断結果は電圧は正常値であったが、始動性能を示すCCA値が低下しており、交換を勧められた。
空港近くの駐車場での長期駐車や真冬の早朝始動を考慮し、このタイミングで交換することにした。
選んだのは軽バン用のスタンダードサイズ「EVERSTRON 50B19L(K-42)」である。

スタッドレスタイヤの交換
さて、次はタイヤだ。赤いプラットフォームが露出していたため、今冬に向けて交換。
タイヤは溝がプラットフォーム(赤いマーク)に到達しており、ゴムの硬度もチェックしたところ今冬が限界と判断された。
2025年製のブリヂストンW300(145R12)に交換。軽バンでは定番のモデルである。

冬眠対策も同時に実施

この冬は、整備と合わせて長期放置対策も取り入れることにした。
- ジャンプスターターを北海道で購入(ピーチの7kg手荷物制限を避けるため)
- マイナス端子を外して放電を防ぐ運用
→ ナビやドラレコがないため、リセットされるのは時計のみ
→ 冬季の空港駐車でも始動不安を大幅に減らせる - 端子外しの手順は写真や動画で記録し、帰還時の作業時に迷わないようにする
費用とまとめ
バッテリー交換とスタッドレスタイヤ4本交換、工賃込みで合計53,000円であった。
この内容であれば価格としては妥当であり、冬の始動トラブルと氷上性能の不安を一度に解消できたといえる。
放置と冬が重なると、旅車にとって思わぬ落とし穴になる。
秋晴れのうちにバッテリーとタイヤをリフレッシュし、冬眠対策を整えておくことで、安心して次の旅に出られる体制が整った。
次の旅を支えるのは、こうした地味な整備だったりする。
