【北海道#18-5】帯広で洗濯と温泉と、雪の徒歩

占冠付近の雪山とスキー場の斜面、青空の下に立つ高層ホテルタワー

2026年冬の北海道車中泊の旅(Part18)5日目最終日:2026/02/25

——「帰る日ほど、やること多い」の巻

晴天。6時起床。コーヒーを飲んで、6時半に出発。

車を停めさせてもらっている理髪館ブルーから、まずは鳳乃舞温泉へ向かう。
身体が「もう一回整えとき」と言ってくる。

7時すぎ、鳳乃舞到着。サウナは1回だけ。

温泉の後、今回最後の洗濯。
温泉と洗濯と仕事が同じ画面に並んでいる時点で、これはもう旅というより生活。
でも、これが自分の北海道の過ごし方になってきた。

洗濯が回っている間に、クレセント出版の発刊報告の記事とボスブログをアップ。

9時10分に温泉を出て、セイコーマートへ寄る。
こういう“最後のセコマ”は、ちょっとした儀式みたいなものだ。

9時50分、いつものホクレンで給油。
旅の終盤は、行動のすべてが「締め作業」になる。

10時、ビート資料館へ。
2025年7月以来の訪問。

ビート資料館の外観

今回も館内を親切に案内してくれた。
こういう場所は、展示物よりも“案内してくれる人”の記憶が強く残る。

10時55分退館。
ブログ画像の変更と、請求書送信と支払い。
旅の一日が、ちゃんと仕事で支えられているのを実感する瞬間。

11時20分、駐車場を出る。
車内は暑いくらい。

11時半、「わ〜るど」へ。
理髪館ブルーと並んで、初訪問からお世話になっている外せない定番。

わ~るどのパイカラーメン

“挨拶して帰る場所”がある旅は、もう半分、帰省みたいなものや。

12時10分、久しぶりにばんえい競馬場へ。

馬の資料館は水曜休館。惜しい。

それでも場内を歩くと、30人くらいのおっちゃんが遊んでいて、2組ほどカップルもいる。
デートコースにもなっているのかなと思ったら、奥の方に「ふれあい動物園」的な場所があり、馬を至近距離で見られる。

ばんえい競馬場のふれあい動物園。馬とポニーがじゃれ合っている。

人参は6カット100円。

馬に人参をあげるのは初めての経験。

「これ、デートでも使えるな」

頭の中で、なぜか企画書が立ち上がる。
旅先の発見というのは、こういう変なところに火がつく。

12時40分に競馬場を出て、12時50分、今回から契約した月3300円の駐車場へ。

ここから徒歩で帯広駅まで……のつもりが、5分ほど歩いたところで車にコーヒーの飲み残しを置いたままだったのに気づく。

引き返して回収。

数ヶ月放置したら腐敗してえらいことになる。
今日気づけたのは、危機回避としてはかなり優秀。

気分を変えて「別の道で行ってみるか」と進むと、これがまあ雪。

足元ぐしゃぐしゃ、視界は白。

公園の車輪でできたベンチ。この横の道で足元がぐちゃぐちゃになる。

引き返すのも悔しいから、そのまま進むことにした。
ただ、雪道の15〜20分は、別の単位で数えた方がいい。ほんまに。

交差点で道を読み間違えて、西6・南8をまっすぐ進んでいたら、駅から離れて北へ向かっていたらしい。

気づけてよかった。
高架を東へ取り直して、ようやく“冒険”が“帰路”に戻る。
碁盤の目と高架の角度でだまされる。

歩きながら、Plaudで情景を録音。
独り言が記録になるのは、地味に楽しい。

雪の中でガジェット操作を試す自分。
でも、こういう“どうでもいい実験”が旅っぽさを作る。

13時40分、駅中にある『達福』で瓶ビールと唐揚げと粗挽きソーセージ。

歩いた後のビールは、だいたい正解。

14時10分、2年ぶりの『豚はげ』。
受験のとき、息子と帯広で初めて食べた豚丼。

必死でGoogleマップで調べた記憶まで、一緒に蘇る。

味というのは、思い出のスイッチやな。

ぶたはげの豚丼はグリーンピースが特徴的だ。

15時発、ミルキーライナー。

バスから見る景色も久しぶりで、運転せずにゆっくり眺めるのも悪くない。

16時25分、占冠サービスエリア。

空港では今回の旅のKindle本を編集。
帰る直前まで、仕事と旅が並走する。

帯広の雪も、豚丼も、馬の人参も、全部ちゃんと身体に入っている。

こうして、2月の北海道は一旦ここで区切り。

帰る日ほど、いちいち濃い。

ほな、また。

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