カニの季節だとも知らず、若狭に泊まった夜

若狭和田ビーチから望む夕暮れ。燃えるような橙色の雲が灰色の空に広がり、山々のシルエットと海面が静かに広がる。

17時20分、海の見える宿みやむらにチェックイン。
目の前は若狭和田ビーチ。
18時20分から展望風呂。ちゃんと海が見える。

一人しか入れないサウナがあって、これがまたいい。窓から海を見ながらの、ほぼプライベートサウナ。
ビーチを眺めながら汗をかく。
こういうのは、たまらん。

部屋に戻って、一番搾り500mlを一気に飲み干す。

そのまま18時から食事。
周りを見て、少し違和感があった。

全員カニコース。
5組とも、例外なし。
うちだけ刺身コース。

今回の目的は、あくまで福井のソースカツ丼。
午後から西宮を出て、晩飯に間に合う場所として若狭を選んだだけ。

カニの季節なんて、頭にまったくなかった。

でも、こうやって現場に来るとわかる。

ああ、今はそういう季節なんやな。

料理は「標準旅館コース+カニご飯+抹茶デザート」。
お造りは三種、天ぷら、釜炊きのカニご飯、抹茶プリン。派手すぎず、丁寧だった。

「カニいかへんの?」と、空気に聞かれている気もしたが、今回はあえて乗らない。

食後は部屋に戻って、そのまま仕事。
ふと時計を見ると、深夜3時。

翌朝6時起床。
振込とメール送信を済ませて、7時にもう一度展望風呂。この朝の風呂が、またええ。

8時10分、チェックアウト。27,000円。
カードで払おうと思っていたが、現金の方は「若狭塗りの箸 二膳プレゼント」と書かれていた。

土産コーナーでは一膳400〜800円。
つまり800〜1600円分。
カードのポイントはせいぜい270円くらい。

それやったら、外に出ていく手数料より、中で回る箸の方がええやろ。
そう思って、現金で払った。

帰り道、小さなガソリンスタンドで給油。
おじいちゃんが一人でやってる店で、巷では190円台の、このご時世に170円台。

なんとなくやけど、お金がちゃんと近いところで回ってる感じがした。

そのまま熊川宿へ。

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