帯広でのノマドワーク宿選び|安いホテルを取るか、自由を買うか

十勝ガーデンズホテル

帯広でホテル代が下がる春休み明けの宿選び

春休みが明けると、ホテル代は少しだけ現実に戻る。

2024年4月12日12時時点で、帯広駅前のアパホテルは3泊4日で15,500円。ホテルニューオビヒロなら12,500円だった。数字だけ見れば、かなり魅力的だ。しかも連泊なら、10時から15時までの5時間もそのまま部屋を使える。これは観光で泊まるだけなら見落としそうなポイントだが、ノマドワークをする側から見ると、かなり大きい。

昼の5時間をどう使えるかで、滞在の質は変わる。
荷物をどこかに預けてカフェを探す必要もない。気が向けば部屋で少し横になれるし、ブログを書いてもいい。メモを整理してもいいし、オンラインの仕事を片づけてもいい。連泊というのは、単に宿に続けて泊まることではなく、数日間だけその町に居場所を持つことでもあるのだと思う。

だから、値段だけならホテルニューオビヒロはかなり強い。12,500円で3泊4日。しかも昼も使える。これはもう、安いというより、うまい。

ただ、ここで話は終わらない。

帯広で安いホテルを選ぶと温泉代が別にかかる

帯広で数日過ごすなら、毎日どこかの温泉に入りたくなる。そうなると、1回500円から1,000円として、3日で1,500円から3,000円はかかる。安いホテルを選んでも、風呂代は別で積み上がっていく。そして、タオル(代)がいる。

そこで十勝ガーデンズホテルが気になってくる。
こちらは大浴場があって、3泊4日で19,000円。最初に数字だけ見ると、アパホテルより高いし、ホテルニューオビヒロと比べると、かなり差があるように見える。だが、毎日外の温泉へ行く前提で計算し直すと、見え方が変わる。

ホテルニューオビヒロ12,500円に温泉代1,500円から3,000円を足すと、合計は14,000円から15,500円。アパホテル15,500円なら、そこに同じく温泉代が乗って17,000円から18,500円になる。そう考えると、十勝ガーデンズホテルの19,000円は、単に高い宿というより、風呂代と移動の手間を先にまとめて払っているだけ、とも言える。

ノマドワークのホテル選びで大事なのは自由度

ここが、ノマドワークの苦悩だ。

安いホテルを取れば、支出は抑えられる。数字としてはきれいだ。だが、そのあとに温泉へ向かう移動がある。時間がかかる。平日に昼飲みでもしたら、もう運転はできない。少し酔ったまま、どこかへ風呂に入りに行くこと自体が面倒になる。だったら最初から大浴場のある宿を取っておけば、そのまま風呂に入って、部屋へ戻って、また自由に過ごせる。

この差は、宿の差ではなく、行動の自由度の差だ。

ノマドワークでは、ホテルは寝るためだけの場所ではない。仕事場にもなる。休憩所にもなる。体を立て直す場所にもなる。だから、宿代を単純に比較するだけでは足りない。本当は、その宿がどれだけ1日の流れを滑らかにしてくれるかまで見ないといけない。

帯広のホテルは値段だけでなくコスパで見る

値段勝負か、コスパ勝負か。

この2つは似ているようで違う。値段勝負は、目の前の金額の話だ。コスパ勝負は、その金額でどれだけ自由が買えるかの話になる。部屋を昼も使えること。風呂にすぐ入れること。飲んだあとに運転しなくていいこと。そういう細かな自由を足していくと、少し高い宿のほうが、むしろ割安に見えてくることがある。

もちろん、毎回それが正解とは限らない。今日は安さを取る日もあるだろうし、明日は整う環境を優先したい日もあるだろう。旅先の気分や、そのときの仕事の量でも変わる。ただひとつ言えるのは、ノマドワークの宿選びは、安いか高いかだけでは決まらないということだ。

ノマドワークの宿選びは自由を買う判断でもある

ホテルの部屋で仕事をする

何に金を払うのか。
部屋そのものか。風呂か。時間か。移動しなくて済む安心か。昼の居場所か。飲んだあとに、そのまま休める自由か。

ノマドワークをしていると、宿代の数千円差よりも、そういう見えにくい差のほうが気になってくる。安いホテルを選んだのに、結局あちこち動いて疲れてしまえば、それは本当に得だったのかと思うことがある。逆に、少し高くても、移動と判断の回数が減って、気持ちよく過ごせるなら、その差額は自由の値段だったのかもしれない。

安いホテルを取るか、自由を買うか。
この問いに毎回きれいな正解はない。でも、そのたびに迷うということ自体が、ノマドワークの現実なのだと思う。宿選びは単なる節約術ではなく、どんな1日を過ごしたいかを決める作業でもある。だから今日もまた、予約サイトの値段を見ながら、風呂と部屋と昼の居場所と、少しの酒まで含めて考えてしまう。

ノマドワークの苦悩とは、最安値を探すことではない。
どこまでをコストとして見て、どこからを自由として買うのか。その境目に、毎回ちゃんと迷ってしまうことなのだ。

なお、料金は2024年4月12日12時時点のもので、もちろん時期や予約状況で変動する。この記事で書きたかったのは価格そのものより、ノマドワークの宿選びでは、安さだけでなく自由度まで含めて判断が揺れる、ということだった。

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