十勝に月1くらいで通うようになって、もう2年以上になる。
帯広に滞在していると、観光地より先に覚える場所がある。
そのひとつが、ぴあざフクハラ西18条店である。
ここ、24時間営業というだけでもかなり強いのだが、便利さはそれだけではない。
近くにユニクロがあり、セイコーマートがあり、ツルハもある。
つまり、食べる、買う、足りないものを補う、ちょっとした衣類を足す、薬や日用品を買う、みたいなことが、このあたりでだいたい完結してしまう。
旅で来ているはずなのに、こういう場所に何度も助けられていると、だんだん観光客の顔が薄れてくる。
テンションの上がる名所というより、「あってくれてほんまに助かる場所」である。
十勝に何日か滞在していると、必要なのは映える景色だけではないとわかってくる。
夜でも寄れるスーパー。ちょっとした買い足しができる店。寒暖差や天気の変化に対応できる生活動線。
そういうものが整っているだけで、滞在の気楽さがまるで違う。ぴあざフクハラ西18条店のまわりは、そういう意味でかなり強い。
帯広に着いたばかりの日でも助かるし、何日か過ごした時にも助かる。
旅先なのに、生活の続きをそのまま置ける感じがある。観光地として有名かと言われると、たぶんそういう場所ではない。いや、そもそも観光地ではない。
でも、帯広に何日かいると、こういう場所に頭が上がらなくなる。
派手さはない。でも強い。そういう場所を見つけると、旅はちょっとだけ住むことに近づく。

