セイコーマートでおにぎりを温めるのはなぜ?北海道で知った食文化|十勝の生活小ネタ

月一で通う大阪人が見た十勝の生活小ネタ集

十勝に月1くらいで通うようになって、もう2年以上になる。

当初、セイコーマートでおにぎりを買ったとき、店員さんにこう聞かれた。

「温めますか?」

その瞬間、少しだけ頭が止まった。
おにぎりって温めるんや。弁当なら分かるけど、そこも行くんやなと思った。

関西にいた頃の感覚では、コンビニおにぎりはそのまま食べるものだった。だから最初は、セイコーマートではおにぎりを温めることがあると知って、北海道ならではの食文化に触れた気がした。

でも、実際に温めてもらうとこれがうまい。
特に塩サバおにぎりは、脂の香りが少し立って、寒い日に食べるとしっくりくる。食べ物でありながら、ちょっとした携帯あんかでもある。そこまで言うと大げさかもしれないけど、冬の北海道では案外近い。

面白いのは、そのときは驚いたのに、今では自分も普通に「お願いします」と言っていることだ。
人はこうして土地に馴染んでいくのかもしれない。

北海道のワーケーションやノマドワークでは、大きな観光地より、こういう小さな食習慣のほうが記憶に残ることがある。絶景より先に、おにぎりの温度で土地を知る。なかなか渋い入口である。

なりさん
月1で北海道に通い、車中泊で旅をしながら働いています。行き当たりばったりの旅と、小さな工夫のハックを楽しみながら、土地の歴史や人の営みをブログやKindleで記録しています。2月5日にジムニーノマドが納車され、新たな旅のカタチを模索中です。
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