なりさん北海道9日間の旅初日。西宮から関西空港、新千歳、帯広を経て、陸別、津別、美幌、東藻琴へ。ノマドワークをしながら夜の北海道を走り、工場や農作業など旅先で出会った風景を記録します。
前回の話はこちらになります。


このシリーズのまとめ記事はこちらになります。


2026年春の北海道車中泊の旅(Part20)初日:2026/05/19
5月19日(火)。5時20分起床。
風呂に入り、歴史と実生活のブログを1本アップする。
北海道へ出発する日でも、朝からやっていることは普段とあまり変わらない。
7時42分のバスでJR西宮駅へ。
途中で録音デバイスのPlaudを忘れたことに気づいた。
「あちゃー、やってもうた。」
今回は9日間の北海道。旅先で思いついたことや会話を残すのに使うつもりだったので、これは結構痛い。
取りに戻れる時間でもないし、ないものは仕方ない。
今回はPlaudなしで行く。
出発前は、やっぱり朝マック
8時08分、JR西宮駅に到着。
関西空港行きのリムジンバスまで少し時間があったので、駅前のマクドナルドへ入った。
席は9割ほど埋まっている。
前回の北海道出発時と同じく、ソーセージエッグマフィン、ハッシュドポテト、アイスコーヒー。650円。
昨日の夜は食べていなかったので、これが沁みた。
バスを待っていると、30代くらいのスーツ姿の男性が、高齢の外国人女性とその日本人の友人らしき女性と話していた。
外国人女性は成田からニューヨークへ帰るらしい。
日本人女性が男性に、
「第1ターミナルに着いたら、成田行きの国内線まで付き添ってもらえませんか」
とお願いしていた。
男性は快諾。
日本人女性は英語が堪能だった。
それを見ながら「高齢なのに英語が堪能なんや」と一瞬思った自分に気づく。
いやいや。
そう思っている時点で、こっちが固定観念にとらわれている。
それにしても、高齢の人に「付き添ってもらえませんか」と頼まれたら、なかなか断られへんわな。
そんなことを考えながらバスのチケットを買う。
後ろの人は「交通系ICカードも使えますよ」と教えてもらっていたが、「2000円も入ってない」と困惑して現金で払っていた。
チケット売り場のおっちゃんもいい味を出している。
今年3月からクレジットカードが使えるようになったらしく、柱に貼られたクレジットカードのシールをトントンしながら、うれしそうに説明していた。
誰に対しても愛想がいい。
バスが出発するときには、こちらに手を振って見送ってくれた。
こういう人に会うと、旅のスタートが少しだけ気持ちよくなる。
リムジンバスは2000円。
21Aの人間が22Aに座る
10時、関西空港第2ターミナルに到着。
空港の「関西旅日記」で、帯広の散髪屋ブルーさんへのお土産に神戸プチフィナンシェを購入。718円。
いつものように空港のデスクで一仕事。


11時、飛行機出発。


座席は21A。
なのに、なぜか22Aに何の疑問もなく当たり前のように座っていた。あとから来た人に言われて気づいた。
旅の初日から、Plaudといい、座席間違いといい、調子が狂う。
気を取り直して上空を見ると、すでに琵琶湖上空まで飛んでいる。
11時35分、冠雪した山の稜線が見えてきた。


12時16分にも雪をかぶった山が見える。
青森あたりだろうか。
12時26分、眼下に見える景色を撮影する。
2月に北海道へ向かったときは、このあたりまで来て引き返した。
あのときは19日に出発する予定が、結局21日になった。
あのときの模様はこちらです▼


今回はそのまま北海道へ。
12時41分、北海道の海岸が見えた。
12時43分、ウトナイ湖。


13時、最後に機内を出た。
急ぐ必要はない。
ここから北海道での9日間が始まる。
空港でも仕事、バスでも仕事
13時10分から、新千歳空港でクライアントさんのSNS設定を手伝う。


14時30分、ミルキーライナーで帯広へ向かう。4000円。
15時30分ごろから、北都交通のバスWi-Fiにつないでノートパソコンを開いた。イヤホンをつけて経済動画を制作する。VPNも普通に使えた。
移動中に環境トラブルもなく、思い通りに仕事が進むと、少しラッキーな気持ちになる。


15時38分、占冠PA。
今回は降りない。
あげいもの誘惑に負けないためである。
17時10分、帯広駅到着。


ここから歩いて駐車場へ向かう。
帯広に置いてあるハイゼットカーゴのシロと久しぶりの再会。
長期駐車用の日除けを外し、17時45分に駐車場を出た。
かなり汚れている。じっとしていると、どうしても汚れが堆積してしまう。
うーん、早く洗車してあげたい。


17時55分、十勝大橋を撮影。
18時、セイコーマートでホットカフェラテとアーモンドベビーチーズを購入。320円。
ここから北へ走る。
夜の陸別でパソコンを開く
20時、道の駅オーロラタウン93りくべつに到着。


帯広の駐車場を出てから2時間15分。
以前ここへ来たのは早朝だった。
今回は夜。
道の駅の中に入ってみると、意外なくらい仕事がしやすい。
電源とWi-Fiが整備された木のカウンターがある。


窓の外は真っ暗な北海道の夜。
日本一寒い町、陸別。
館内には「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地だったころの写真もあった。
高倉健さんが立っていた駅の写真を見ていると、北海道という土地が今よりずっと遠かった時代を感じる。
朝ドラ「なつぞら」で使われた柴田家のサイロもある。


夜に見ると、ロケセットというより北海道の記憶そのもののように見えた。
さらに南極専用小型雪上車SM25S。
5月の北海道で、南極を走っていた本物の雪上車を見る。


日本一寒い町らしい展示である。
20時30分、陸別のセイコーマートへ。
バナナとホットカフェオレL。420円。
さっき飲んだカフェオレのカップを捨てようと思って店内へ持って入ったが、ゴミ箱がない。
それなら、このカップにもう一杯入れてもらおう。
思わぬところでリユースになった。
夜の北海道は、まだ働いている
さらに車を走らせる。
21時30分ごろ、津別町。
暗闇の中に、突然、白い煙が大量に浮かび上がった。
一瞬、夜霧の中に温泉街でも現れたのかと思った。
何本もの煙突から白い煙が立ち上っている。
調べてみると、大型の木材・合板工場だった。
木材を加工するときに出る木くずをバイオマス燃料として使い、木を乾燥させる。その水蒸気が夜の冷え込みで白く見えているらしい。
さらに暗い畑の中を走っていると、地図にはないところから明るいライトが近づいてくる。
一瞬、道路が4車線になったのかと思った。
違った。
トラクターだった。
強烈なLEDライトで畑を照らしながら、夜遅くまで作業をしている。
夜は風が弱まりやすく、農薬の飛散を抑えられる。昼間に活動するミツバチへの影響や、強い日差しによる葉焼けを避ける意味もあるらしい。
北海道の夜。
観光客から見れば静かな時間だが、その暗闇の中でも工場は動き、農家の人たちは働いている。
写真を撮りたいと思った。
でも、夜の北海道で急に車を止める怖さも分かっている。
それに、あの煙もトラクターの光も観光用ではない。
誰かの仕事の真っ最中だ。
そのまま走った。
東藻琴まで来た
美幌まで入ると、遅い時間でもバイパス沿いに店の看板や明かりが点々と続いていた。
オホーツクの広い自然の中に、突然現れる大きな街。
ちょっと安心する。
そこから再び山道へ入り、また街が現れる。
22時12分、道の駅ノンキーランドひがしもことに到着。
すでに20台ほどの車が停まっていた。
今日は西宮を出て、関西空港、新千歳、帯広、陸別、津別、美幌、そして東藻琴。
長い一日だった。
荷台へ移動する。今晩は、居酒屋車中泊はなし。
Tシャツをカーテン代わりにして、毛布にくるまる。
明日の朝は、東藻琴の芝桜を見に行く。
本日訪れたところ
JR西宮駅
関西国際空港
新千歳空港
占冠PA
帯広駅
道の駅オーロラタウン93りくべつ
津別町
美幌町
道の駅ノンキーランドひがしもこと
ほな、また明日。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回はこちらです。


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